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芽吹きの季節 屋内盆栽の春

先日、屋内で盆栽を楽しむメリットやその方法を紹介しました。ただ、記事を書いた時期が冬であったため、葉のない幹だけの状態の写真しかなく、『本当に屋内で盆栽が育つの?』という疑念を抱かせる様な内容になってしまいました。

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屋内盆栽

そこで今回は、盆栽が屋内でしっかり育っているところを見ていただきたいと思います。

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屋内盆栽 1月の様子

まずは、1月の状態から見てみたいと思います。

屋内盆栽

この通り、右奥の梅につぼみがついているくらいで、その他の藤やもみじ、唐楓は全く葉がない状態です。前の記事で光合成の重要性を書いた割には、光合成するための葉がないのですから、私が紹介したLEDの効果も信じられるはずがありません。

果たして、これらの盆栽はこの後、ちゃんと芽吹き、新緑を見せてくれたのでしょうか。早速、見ていきましょう。

屋内盆栽 3月の様子

屋内盆栽

ご覧の通り、どの盆栽もしっかりと葉を展開し、元気に育ってくれています。中央に枯れている鉢が一つ見えますが、これは朱竹(稚児寒竹)になります。屋外で育てているものが順調に育っており、株分けを試みた結果うまくいかず、そのまま枯れてしまったようです。屋内だから枯れたという訳ではありません。屋内盆栽に、『松』と『梅』があるので、『竹』も作ってみようと思ったとおころが、まさかの大失敗でした。

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藤盆栽

中央奥の比較的大きな盆栽は『藤』です。昨年は屋外で育てていて、今年から屋内に入れました。昨年は綺麗な花を咲かせたのですが、残念ながら今年は花がつきませんでした。藤の盆栽は少し難しいようで、剪定や植え替えを間違えると、全く花が咲かないようです。昨年は、全く意識せずに育てていたので、来年は花がつくよう、気を付けて管理したいと思います。

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出猩々とカモジゴケ

さて、3月の写真の左手前、新しい盆栽が増えたので紹介します。

出猩々もみじ

10種類以上のもみじを育てている私ですが、その中でも特に綺麗だと感じるもみじの一つがこの『出猩々』です。秋の紅葉の時期以上に、春の赤い葉が綺麗な品種で、新緑の季節に緑と赤のコントラストが映えます。

周りに緑がなくても、単体でこのコントラストが楽しめるように、根元には緑が綺麗な『カモジゴケ』を使ってみました。カモジゴケは乾燥したときにスギゴケのように葉を閉じたりしないので、いつ見ても綺麗な緑色を楽しめます。当然、乾燥には注意が必要なので、定期的にスプレーで水分補給してやる必要があります。

もみじの園芸品種については、他の記事で紹介しています。是非こちらも参考にしてみてください。
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植物育成用LED

最後になりますが、前回の記事に引き続き、屋内で植物を育てる際の重要項目として、植物育成用のLEDの使用をお勧めします。
詳しくは前回の記事を見ていただければと思いますが、植物が成長するために必要な栄養分の供給源として、肥料以上に光(光合成)が必要になります。陰性の植物であっても、真っ暗な場所では育ちません。私が使用しているLEDを紹介しますので、是非お試しください。

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