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もみじ 春の剪定

前回、『流泉』の剪定について書きました。今回は枝垂れではない普通のもみじの剪定です。

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落葉樹であるもみじの剪定は、通常、冬に行います。木が休眠状態にあるので、少し太くなった枝を切った場合でも、木へのダメージが少なくなります。

一方で、春~秋に太い枝を切ると木へのダメージが大きくなります。もみじが葉を出している時期に太い枝を切るのは極力避けましょう。

ただ、状態の良いもみじは春にたくさんの葉を出します。ここで全く切らずにいると、葉が重なり風通しが悪くなったり、徒長枝が樹形を乱すことがありますので、私は、春に軽い剪定を行うようにしています。

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剪定前

今回剪定するのは、この木になります。

もみじ 笠置山

それほど悪い状態ではないのですが、葉がたくさん重なっていたり、徒長枝が飛び出したりしている部分があるので、切ることにしました。

剪定後

徒長枝の剪定と葉をすかしただけなので、作業の説明は省きます。

もみじ 笠置山

少しさっぱりさせすぎたようにも見えますが、まだ新しい葉が出てくるので問題ありません。

このもみじは、これから徐々に緑色になっていきます。その様子についても今後報告できればと思います。

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