家の中にもっと緑を増やしたい、植物を楽しみたいと思っているけど、置き場所を確保できなかったりペットがいて置けないという方、多いと思います。そういった方必見アイテムとして、別の記事で壁に掛ける観葉植物 ミドリエ『FRAME』を紹介しました。
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今回はこれとは別の方法で、壁掛けで植物を楽しむ方法を紹介します。今回紹介するのは、バージンコルクを使ったエアープランツの壁掛けインテリアです。
エアープランツとは
まず最初に、エアープランツについて紹介します。エアープランツは、『チランジア』とも呼ばれるパイナップル科の常緑植物です。自然界では、樹木や岩石に着生して生活するものが多く、空気中の水分を葉から取り込むことができます。そのため、土などに植えなくても育てることが出来ます。
土に植える必要がないため、鉢などを準備する必要がなく、机の上にポンと置いたり壁にぶら下げても、枯れることなく育ってくれます。もちろん水遣りが不要という訳ではなく、空気中から水分を吸収できるように適度な湿度が必要になります。加湿器を置く、霧吹きで水遣りする、定期的に水につけるなどいくつか方法がありますので、ご自身の生活に合った方法を選択されると良いと思います。
エアープランツの入手方法
エアープランツは、他の植物同様、園芸店やホームセンターで購入可能で、管理の手軽さから、雑貨屋さんや100均などでも販売しています。
下の写真のような感じで、まとめて置かれてることが多いと思います。
お店によってサイズも様々ですので、値段だけで判断せず、何軒か回って気に入ったものを選ぶがよいと思います。
バージンコルク
今回は、エアープランツを活着させる素材として『バージンコルク』を使います。コルクはみなさんご存じと思いますが、バージンコルクというのは、コルクの木の樹皮のことです。コルクの樹皮は、表面がゴツゴツしていて見た目がかっこよく、活着させやすい上、非常に軽いため壁掛けの素材として最適です。
バージンコルクへのエアープランツの固定方法
数週間後 エアープランツから発根を確認
上記のように針金で固定してから1か月弱、エアープランツの根元から発根が確認できました。いずれこの根がコルクに活着し、針金を外しても落ちなくなります。
壁掛けの例
最後に、完成したものを実際に壁に掛けている写真を紹介します。
壁の部分が殺風景だったのが、かなりいい感じになりました。他の植物用に設置したLED照明の光を有効活用できおり、成長も期待できます。
この照明は植物育成用のものを使用しており、写真左側の観葉植物を見てもらえばわかる通り、植物の育成にかなり効果があります。通常のLEDと違い光合成効率が高い波長を強化している製品になりますので、お勧めです。
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このように、バージンコルクを使ったエアープランツの壁掛けは、簡単に作れる上、見た目もおしゃれなので、是非トライしてみてください。
おまけ
エアープランツは土に植えなくても良い植物なので、他にもこのような使い方が出来ます。
エアープランツは夜に空気中の水分を吸収するものが多いため、入浴中や入浴後に浴室に掛けておくと、水遣りの代わりになります。浴室に朝日が差し込むような場合であれば、浴室に常時設置でも問題ないと思います。写真のウスネオイデスなどは多湿を好むので、浴室には最適です。シャワーなどで直接水をかけても良いです。ただし、冬場は気温が下がりすぎてしますので、ご注意ください。