【スギゴケが枯れた原因と復活方法】苔庭を再生させるまでの記録

昨年、念願だった「スギゴケの苔庭」を作るために、マット状のスギゴケを一面に敷き詰めました。 夏までは順調に育ち、庭がふわっと緑に染まる美しい景色を楽しめていたのですが──。

猛暑と長期不在が重なり、水切れで大半が枯死。 一度は「もう復活は無理だ」と諦めかけていました。

しかし春になり、よく見ると枯れた中から小さな新芽がポツポツと顔を出しているではありませんか。 そこで今年は、スギゴケ苔庭の“復活プロジェクト”として、再生の様子を記録していくことにしました。

この記事では、

  • 枯れた原因
  • 春に見られた変化
  • 復活のために行った対策
  • 今後の管理方法 をまとめていきます。

同じように「スギゴケが枯れた…」と悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

・夏の猛暑と水切れでスギゴケがほぼ全滅したケース
・春に部分的に新芽が出てきた理由
・復活のために行った管理方法
・苔庭を再生させるための注意点
・今後の育成計画と経過記録

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昨年つくったスギゴケ苔庭が枯れてしまった理由

スギゴケは比較的丈夫な苔ですが、夏の高温と乾燥には弱いという特徴があります。 昨年の我が家の苔庭が枯れた原因を整理すると、以下の2点が大きかったと考えています。

① 夏の猛暑で地表温度が上がりすぎた

スギゴケは直射日光にある程度耐えますが、 地表温度が40℃を超えると急激に弱ると言われています。

昨年の夏は特に暑く、庭の地表温度は50℃近くまで上昇。 葉が茶色くなり、乾燥したまま戻らなくなりました。

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② 長期不在による水切れ

スギゴケはスナゴケほどではないにしろ、比較的乾燥に強い部類に属します。乾燥状態でも葉を閉じて乾燥に耐え、水を与えると再び元の姿に戻ります。とはいえ、 完全にカラカラの状態が続くと枯死します。

長期で家を空けていた期間があり、 その間に水切れが進んでしまったことも大きなダメージになりました。

春になって新芽が出てきた理由

冬を越え、春になって庭をよく観察すると、 枯れたスギゴケの間から小さな緑の芽が出てきていました。

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仮根(リゾイド)が生き残っていた

スギゴケは地表の葉が枯れても、 地下の仮根(リゾイド)が生きていれば再生します。

夏のダメージで地上部はほぼ全滅していましたが、 完全に枯れ切っていなかった部分が春の気温上昇と湿度で再び動き始めたようです。

春の気候がスギゴケに最適

  • 気温:15〜25℃
  • 適度な湿度
  • 強すぎない日差し

春は、スギゴケにとって最も成長しやすい季節。 また今年の春は例年に比べ雨が多く、スギゴケの成長には理想的な環境でした。

昨年つくったスギゴケ苔庭の現状とこれまでの経緯

まずは、今回の“復活プロジェクト”に至るまでの流れを整理しておきます。

昨年1月にスギゴケマットを購入し、一面に敷き詰めた

昨年の1月、庭に本格的な苔庭を作るために、 スギゴケのマットを複数枚購入し、地面に一面敷き詰めました。

敷設後は、活着を促すために 上から黒土を薄くかけて保湿と固定を兼ねた仕上げを行いました。

春には順調に成長し、苔庭らしい景観に

春になるとスギゴケはしっかり根付き、 新芽が伸びてふわっとした緑の絨毯が広がりました。

この頃は最も状態が良く、 「苔庭が完成した」と実感できるほどの仕上がりでした。

しかし夏の猛暑で一気に枯れてしまった

ところが、夏の猛暑が始まると状況が一変します。

  • 連日の高温
  • 地表温度の上昇
  • 長期不在による水切れ

これらが重なり、スギゴケは徐々に茶色く変色。 最終的には ほぼ全体が枯れた状態になってしまいました。

枯れた後は半ば諦め、特に手入れはしていなかった

夏以降は「もう復活は難しいだろう」と感じ、 特別な手入れはほとんど行っていませんでした。

  • 散水は最低限
  • 枯れた部分もそのまま放置
  • 土壌の調整もせず
  • 冬も自然任せ

完全に“諦めモード”で、苔庭は休眠状態のまま冬を越しました。

スギゴケ苔庭の復活プロジェクト開始

チャレンジ開始時(5月初旬)の状態がこちらです。これを群生まで再生させることが今回の目標です。

 

ここからは、実際に行った“復活のための管理方法”をまとめます。

① 枯れた部分を無理に取り除かない

枯れた葉の下に新芽が隠れていることがあるため、 むやみに剥がさず、自然に分解されるのを待つことにしました。

② 朝夕の散水で湿度をキープ

昨年の失敗を踏まえ、長期間の乾燥を避けるために朝夕の散水を心掛けます。

③半日陰になるよう日照時間を工夫

スギゴケは光を好みますが、真夏の直射日光の当たりすぎは乾燥しすぎて厳しいです。

筆者宅の場合、家と壁に挟まれた狭い庭かつ木の根元ということもあり、木の剪定で日当たりを調整します。日当たりの良い場所でスギゴケを育てたい場合は陰を作る工夫が必要です。

④ 土壌の保湿性を改善

昨年、夏場の水切れで失敗していることを踏まえ、土壌の保湿性にも注意します。

スギゴケには保水性と排水性のバランスが良い黒土が適していると言われており、筆者宅でも使用しています。ただ、ある程度厚みも必要といわれており、現状筆者宅では厚みが足りていないと思われるため、スギゴケの成長に合わせて芝生の目土の要領で足していこうと思います。

後の育成計画と経過記録

スギゴケの復活には時間がかかるため、 春〜秋にかけて定期的に経過を記録していく予定です。

まとめ:スギゴケは枯れても復活する可能性がある

今回の経験で分かったのは、 スギゴケは見た目が枯れていても、仮根(リゾイド)が生きていれば復活するということ。

ただし、

  • 夏の高温
  • 水切れ

などの環境ストレスには弱いため、 季節ごとの管理がとても重要です。

今年は「復活プロジェクト」として、 苔庭がどこまで再生するかを楽しみながら育てていきます。

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