今回は、アクアポニックス水槽に追加で設置した、観葉植物育成用LED照明の紹介です。
過去の記事で、今ある上からの照明だけでは、背の高い植物が葉を茂らせたときに根元にある背の低い植物に光が届かなくなるという問題を書きました。
今回はアクアポニックスに植えている観葉植物の剪定についてです。 アクアポニックスでは、水槽で飼育している魚やエビに餌を与える ⇒ それらの排泄物が濾過槽で分解される ⇒ 観葉植物に養分として吸収される というサイクルが作ら[…]
この時は、背の高い植物を剪定することで対応したのですが、植物のボリュームが減って寂しくなってしまったので、背の低い植物用の照明の追加を検討していました。
そして本日、注文していた照明が届きましたので、早速設置してみました。
今回購入した観葉植物育成用LED照明
今回の選定ポイントは、下記の三点です。
- 観葉植物を育成するのに十分な光量があること
- 美観を損ねないデザインと光の色
- 高額でないこと
観葉植物を育成するためには、一定以上の光量が必要になります。また、光合成に使える光の波長というのは決まっており、その波長の光を出さない照明では意味がありません。一方で、植物育成用の照明には、植物が必要とする『赤』と『青』の光だけを出すLEDが搭載されたものも多く販売されていますが、赤と青に特化しているので光が紫っぽくなってしまいます。これだと植物は育つかもしれませんが、観賞用としては問題があります。また、照明が大きすぎて植物より目立っても困ります。
これらのポイントをクリアして、なおかつリーズナブルなものを探したところ、こちらの商品が見つかったので購入してみることにしました。
追加の照明設置前後の比較
<照明消灯時>
<照明点灯時>
カメラが自動で明るさを調整してしまうので比較しにくいのですが、かなり明るくなりました。
右側のコケリウムを見てみると、照明追加前は陰になっていた端の部分もしっかり光が届くようになっています。
<消灯時>
<点灯時>
ちなみにこの照明は、下の写真のように一つだけもしくは二つだけ点灯させることもできます。
この機能が無くても不要な電球を抜けば良い気がしますが、スイッチで簡単にできるのは便利です。
それと光の強さを6段階で調整できます(説明書では、5%、20%、40%、60%、80%、100%)。
最後にタイマー機能ですが、3時間、6時間、12時間で消灯するタイマーがあり、タイマーで消灯された場合、翌日から同じ周期でオン/オフされます。
照明の評価
商品に傷や汚れが少なからずありましたが、価格と機能を考えれば仕方ないと思いました。あとは、しばらく使ってみて不具合が発生しなければ良い買い物だと思います。もし不具合が発生したら追加報告します。