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我が家の水槽を紹介

前回の記事でも登場した我が家のリビングに設置してある水槽について、少し詳しく紹介します。

水草水槽設置場所

この水槽は写真を見てもらえばわかるように、壁に埋め込まれたような形で設置されています。元々は固定電話などを置くために作られたと場所だと思いますが、60cmの規格水槽がちょうど収まる素晴らしいサイズ!! アクアリウム歴25年の私にすると、ここに水槽を置かない理由がありませんでした。

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2か月前はコケまみれだった

この水槽、実は2か月間はコケまみれの状態でした。当時、ブログを始める予定がなかったので画像を残していないのが残念ですが、アクアリウムでは最も厄介といわれる黒髭ゴケが全体に広がり、普通に考えるとリセットしかないという状況まで追い込まれていました。

黒髭ゴケって本当に厄介ですよね。私の場合、水槽がリセットに追い込まれる一番の原因は、黒髭ゴケです。茶ゴケは立ち上げ初期のバクテリアが定着していない時期を乗り越えると自然となくなりますし、緑系のコケもエビやオトシンクルスを入れることで、ある程度抑制できます。

一方で黒髭ゴケは、水槽が安定して長間経過したころに徐々に発生してきます。食べてくれる生物兵器もあまりおらず、即効性のある対策もありません。対策ができないまま放置すると、黒髭ゴケはパイプや底床だけでなく元気だった水草をも覆うようになり、水草は活性を失って水槽が壊滅していきます。

2か月前、我が家の水槽はまさにこの状態でした。

リセットしよう!と思ったが、しなかった理由

皆さんは、どれくらいのサイクルで水槽をリセットしていますか? リセットするには様々な理由が考えられますが、ソイルを使って水草水槽を作っている場合はソイルの寿命でリセットしたり、または私のようにコケに覆われて掃除をする際にリセットすることが多いと思います。

2か月前、私の水槽はまさにこの状態でした。水槽は立ち上げから3年が経過しており、ソイルの隙間にはかなり汚れがたまっていました。また、とある理由でバランスを崩し、水槽全体がコケに覆われていました。

しかし私は、リセットという選択肢を選びませんでした。なぜか? 理由は二つあります。

2か月前といえば1月下旬~2月上旬で、1年で一番寒い季節です。水槽にはたくさんの魚やエビがおり、リセットする間非難させておくにも多少気を使わなければなりません。また、それ以上に重要なことは、掃除をする間私自身もかなり寒い思いをするということです。できれば、真冬のリセットは避けたいところです。

もう一つの理由は、私自身が水槽の管理方法、というか考え方を少し変えてみようと思い始めた時期だったということです。

私は学生時代に化学を専攻していたにも関わらず、アクアリウム関しては科学的な思考より長年の経験を頼って管理をしていました。無意識でしたが今考えてみると、大学で学んだ化学の知識や論理的な思考より、中学生から毎日続けてきた経験・体験の方が上回っていたんですね。

コケが発生してもコケが発生する理由を深く考えず、コケは発生してしまうものだと受け入れてしまっていたんです。

しかし2か月ほど前、あることがきっかけで、水質の重要性について改めて考えるようになりました。

このきっかけについては別に記事を書こうと思いますが、このときから、水質をうまくコントロールできれば、リセットしなくてもコケまみれになった水槽を立て直せるのではないかと考えるようになったんです。

そして私は、立ち上げから3年経過しているコケまみれの水槽を、リセットせずに立て直すという道を選びました。

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次回

次に記事では、水槽を立て直すためにわたしが最初に行ったことについて書きたいと思います。

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前回の記事では、コケが大量発生した状態からリセットなしで水槽を立て直したことを紹介しました。[sitecard subtitle=関連記事 url= https://nature-at-home.com/2020/03/31/a[…]

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