以前、レッドビーを飼育しているアクアポニックス水槽で藍藻が発生し、オキシドールによる駆除を試みていることを記事にしました。
今回の記事は、下の記事の続きです。[sitecard subtitle=関連記事 url= https://nature-at-home.com/2020/04/17/aqua-blog-2/]前回までの流れ[…]
この記事では、中断期間を除き2週間強で藍藻をほぼ駆除できたことを報告しておりましたが、今回はその後状況を書きたいと思います。
オキシドールによる藍藻駆除のその後
前回、オキシドールによる藍藻駆除の記事の最後の状態がこちらでした。
藍藻が順調に減少していたので、ここでオキシドールは効果ありという結論を出していましたが、その後どうなったか見てみましょう。
ちなみにオキシドールの添加はこの時点で停止しており、継続していません。
はい。このように藍藻は完全になくなりました。溶岩石の上に少し残っていますが、どうやら藍藻ではなくコケのようです。増えるわけでもなく、ずっとこの状態です。
レッドビーも数匹見えていますね。オキシドールに負けることなく、元気に育っています。
レッドビーが抱卵
ここまでを見ても、過剰な量を添加しなければ、オキシドールがレッドビーに悪影響を与えないということは分かりますが、これを更に裏付けることが起こりました。
レッドビーの抱卵です。
これまで元気に前面に出てきていたメスが物陰で大人しくしていたのでおかしいなとは思っていました。その日が5/7の満月だったので抱卵を予想はしておりましたが、その後なかなか見えるところに出てきてくれなかったので、数日間未確認状態でした。
この度、ようやく抱卵が確認できたので、とても嬉しいです。この水槽でレッドビーを飼育し始めておよそ2か月、初めての抱卵です。無事孵化してくれることを祈っています。
飼育水の水質
この水槽の水質ですが、6 in 1で測定した結果がこちらです。
pHは6.5くらい、窒素化合物、硬度はほぼゼロです。硬度については低い方が良いという意見と、ある程度高い方が良いという意見の両方があります。エビの調子は良いので、このまま行こうと思います。
抱卵から孵化までの期間
レッドビーが抱卵してから孵化するまでの期間は、600[日・℃]と言われています。
ヒーターで25℃前後に維持できていると思うので、およそ24日くらいで孵化すると予想しています。
溶岩石がたくさん入ったレイアウトなので、産まれてもすぐには確認できないと思いますが、確認出来たらまた報告したいと思います。