前回のレッドビー2回目の抱卵報告から1週間が経過しました。抱卵個体は元気に過ごしているようです。ちなみに、1回目の抱卵⇒孵化から2週間経過しましたが、稚エビは確認できていません。フィルターが止まるトラブルもありましたし、残念ながらすでに存在していないのかもしれません。
前回の記事はこちら。
先日レッドビーの抱卵から24日が経過し、抱えていた卵が孵化したであろうことを報告しましたが、その水槽においてトラブルが発生しました。 前回の記事はこちら。 [sitecard subtitle=関連記事 url= h[…]
話は変わりますが、6月に入り気温が30℃を超える日が徐々に増えてきました。ご存知の通り、エビは高水温に弱い生き物です。日本の夏を乗り切るには、涼しい部屋に水槽を設置するか、水槽の水温を下げるための施策を講じるしかありません。
この水槽は玄関に設置してありエアコンで室温を下げることができないので、水槽にファンを取り付けて水温を下げることにしました。
ファン(扇風機)の冷却効果について
水槽にファンをつけるとなぜ水温が下がるのでしょうか?それは水の気化熱を利用しているからです。
水槽の温度管理についてはこちらに詳しく書いています。
なぜ水温管理が必要なのか 日本で熱帯魚などを飼育する場合、水温の管理が必ず必要になります。熱帯に生息する魚が日本の冬の寒さに耐えられないというのは容易に想像できますが、実は日本の夏の暑さにも耐えられないことをご存じでしょう[…]
水槽の水が1%蒸発すると、計算上は水温が6℃下がることになります。実際は、気温よりも水温が下がった分、周囲から熱を受け取りやすくなったり、ろ過フィルターのモーターや照明器具によって水温が上昇するため、1%以上の水が蒸発したとしても、水温が気温より2~4℃くらい下がれば良い方です。
ただ、私がレッドビーを飼育している水槽はコトブキのレグラスポニックスであり、水が空気に触れる面積が大きいため、うまく気流を作ってやれば水温を下げる効果は大きくなるはずです。
一方で、外掛けフィルターを水面からかなり高い位置で使っているため、水の蒸発により水位が下がってしまうとフィルターが止まる危険性もあります。
今回は我が家にあるもう一つの水槽を紹介したいと思います。こちらは普通のアクアリウム水槽ではなく、アクアポニックス仕様になっています。 [sitecard subtitle=関連記事 url= https://nature-at-h[…]
各メーカーから水槽用のファンが発売されていますが、今回はより広い範囲に風を当てるために敢えて一般の扇風機から選定してみたいと思います。
ファンに求める機能
静音性
ファンに求める機能としては、まず『静音性』です。玄関での使用なのでそれほど気にしなくても良いのですが、気にならない程度ではあって欲しいです。
設置方法の多様性
ファンをどのように固定するか、長期間この水槽で使い続けるかが定かではない状態なので、設置方法は多様である方が助かります。
角度調節機能
設置方法と同じ理由で風向きを上下左右に調節できる機能は必要です。
風量調節機能
設置場所が決まってないということは、水面との距離も決まっていないということですので、風量を調節できる機能があると便利です。
電源の供給
基本的にはコンセントにつないで連続稼働するわけですが、場合によっては他の用途で使用する可能性もあるので、携帯できるようにバッテリーを搭載しているものを考えています。
いろいろ考えているうちに用途が水槽から逸脱してきましたが、最近はバッテリーが小型化したため携帯用の扇風機がたくさん販売されています。その中から適当なものを選んでみました。
購入した扇風機
上述した機能を持った扇風機を探したところ、下記の製品を見つけたので購入してみました。
この製品のスペックはこちら。リチウムバッテリーを搭載、風量調整も可能です。
実際に届いた製品を開封してみました。
電源コードの先はUSBなので、そのままコンセントに差し込むことはできません。AC⇒USBのアダプタが別途必要です。
固定方法は、クリップ・吊り下げ・壁掛け・そのまま置くなど選択肢が豊富です。ファン部分は上下左右360℃回転可能なので、風向きは自由に設定できます。
風量調整はファンの裏でできます。4段階で調整でき、1~2であれば睡眠時に使えるくらい静かです。3~4になると頑張ってる感じの音がします。水槽の冷却には1~2で十分な風量があります。
オマケ程度のライト機能がありますが、ファンの後ろについているので暗闇を照らすほどの光量はありません。ほんのりと明るくなる程度です。
ということで、必要な機能は全て満たしています。早速ポニックス水槽に設置してみました。
・・・・が、ここで問題発生・・・・・・
大きすぎる・・・
60cm水槽で使うのならまだしも、30cm水槽で使うと存在感がありすぎます。玄関に置いてあるインテリア性重視の水槽なので、なおさらそう感じます。スタンドを用意して、少し離して設置した方が良さそうです。
照明の位置について
この水槽、過去の記事で照明を追加したことを報告しました。
今回は、アクアポニックス水槽に追加で設置した、観葉植物育成用LED照明の紹介です。 過去の記事で、今ある上からの照明だけでは、背の高い植物が葉を茂らせたときに根元にある背の低い植物に光が届かなくなる[…]
それからしばらく経ち、植物は順調に成長しているものの少し困ったことがあります。
植物の性質上仕方ないことなのですが、明るい方向に向かって若干ですが植物が曲がってしまいます。
照明が光合成に役立っている証拠ではあるのですが、一方に曲がるのは困ります。
ただ、便利なことにこの照明はフレキシブルアームなので、照明の位置を簡単に変えることが出来ます。
定期的に証明の位置を調整する必要がありそうです。