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コケリウムは保湿が命!簡単に管理する方法を紹介

  • 2020年4月21日
  • 2021年3月21日
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今回は、過去の記事で紹介したコケリウムの管理方法を紹介します。

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コケリウム

このコケリウムでは、比較的高湿度な環境を好む苔を育てています。

小さな容器であれば湿度を保つのは簡単ですが、この水槽は、幅30cm×奥行30cmと比較的大きく、高低差をつけると高い位置にある苔が乾燥してしまいます。

そこで私が使っている方法を紹介します。

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卓上小型加湿器を利用する

私は卓上の加湿器を使うことをお勧めします。テラリウム用のミスト発生器もありますが、テラリウムくらいの水量がある場合はよいですが、コケリウムのように水がない環境では使うのは難しいです。

そこで私がお勧めする製品がこちらです。

小型加湿器

これはグラスなどで水に浮かべて使うタイプの加湿器になります。私のコケリウムではこんな感じで使っています。

コケリウム 加湿器

テラリウム用のミスト発生器の場合、このように小さな容器内で使うと、水が多すぎると稼働しませんし、少ないとすぐに水がなくなって止まってしまいます。しかし、この商品であれば、浮かべて使えるので水位が下がっても問題ありません。また、タイマー機能があるので、4時間または8時間で自動で止まり空焚きになりません。

加湿器を使うもう一つのメリットとして、水槽内の気温を下げることが出来ます。

水の気化熱というのは非常に大きく、水が蒸発する際に周囲の熱を奪います。苔は寒さには強いですが、暑さに非常に弱いです。ですので、加湿器を使うと夏場を乗り切るのが容易になります

私はこの方法で、コウヤノマンネングサを増やすことに成功しています。ぜひ試してみてください。

苔のトリミング

さて、この水槽は設置から半年以上たっており、コツボゴケが長く伸びていたり、一部苔が枯れたりしていました。

そこで、今回簡単なトリミングを行いました。

<トリミング前>

コケリウム

<トリミング後>

コケリウム

かなりさっぱりしましたね。

苔は成長が遅いので頻繁なトリミングは必要ありませんが、枯れた部分は元には戻りませんので、定期的に取り除いてやると良いと思います。

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今回用いた製品の紹介

コケリウムに使う水槽は底面積が広く背が低いものが管理しやすくお勧めです。

今回紹介したコケリウムでは、コトブキ工芸のクリスタルキューブ300Lowを使用しています。

卓上加湿器は、『FOGRING』という製品を使用しています。類似製品が多く出ているようですが、同じ性能かは分かりません。ご購入の際は、よく確認することをお勧めします。

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