上部フィルターパワーアップ! GEX『デュアルクリーン』と『グランデ』の違い ドライろ過槽の追加方法を紹介

今回は上部フィルターの交換について書きたいと思います。

現在使用している上部フィルターはGEX(ファイブプラン)の『デュアルクリーン』です。

『デュアルクリーン』はネットで検索しても非常に評価が高い商品ですが、ろ過能力だけを見るとこれよりさらに能力の高い『グランデ』という製品が存在します。『デュアルクリーン』は比較的薄型で、照明器具の裏側に隠れるぐらいの高さですが、『グランデ』は、構造自体はほぼそのままで高さを高くした、ろ過能力重視の製品になります。見た目の『デュアルクリーン』、ろ過能力の『グランデ』です。

今回ろ過能力アップのために『グランデ』を購入したのですが、購入して初めてわかる『デュアルクリーン』と『グランデ』の微妙な違いがありましたので、これを紹介したいと思います。

また、上記二つのフィルターはどちらもオプションで『ドライろ過槽』を追加できます。こちらについても紹介します。

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『デュアルクリーン』と『グランデ』の比較

比較① 大きさ

まず最初に大きさの比較です。

60cm水槽用なので横幅はほぼ同じです。また、ポンプ収納部や落水部の大きさもほぼ同じです。奥行は、上の写真を見ると『グランデ』の方が若干広いように見えますが、どちらも後述する『ウェット&ドライろ過槽』を載せることが出来ることができることから、ほぼ同じと考えて良さそうです。以上のことから、ろ過槽部分の底面積は、『デュアルクリーン』と『グランデ』で違いがないことが分かります。

次に高さを見てみましょう。

右の『デュアルクリーン』に比べて、左『グランデ』の方がかなり高くなっていることが分かります。カタログ上では、『デュアルクリーン』のろ過槽容量が2.7L、『グランデ』が3.9Lとなっていますが、高さの違いがこのろ過槽容量の差に表れています。

構造が同じである以上、ろ過槽の大きさがそのままろ過能力に影響しますので、『グランデ』の方がろ過能力が高いということになります。

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ウェット&ドライろ過槽

『グランデ』にはウェット&ドライろ過槽を追加した『グランデカスタム』という製品が存在します。また、このウェット&ドライろ過槽は単体でも販売しており、『デュアルクリーン』と『グランデ』の両方に後から追加することが出来ます。

ちなみに、このウェット&ドライろ過槽はいくつでも重ねて使うことが出来ます。下の写真は『グランデカスタム』にウェット&ドライろ過槽を1つ追加して3層構造にしたものです。

ちなみに、ウェット&ドライろ過槽を二つ以上重ねて使う場合は、ろ過槽をつなぐパイプを自作で延長しなければなりません。私は下の写真のように別の製品で余っていたパイプを使って延長しました。ここは自己責任で行う必要があります。

比較② フレームレス水槽への設置可否

ここでは『デュアルクリーン』と『グランデ』をフレームレス水槽に設置できるかを比較します。現在はフレームレス水槽が一般的でフレームがある水槽の方が少ないと思いますが、元々上部フィルターはフレームがある水槽で使われていたものなので、製品によってはフレームレス水槽で使うと固定できずに落下の危険があるものもあります。

ここで比較している二つの製品はどちらもGEXの製品で、構造もほぼ同じであることから、フレームレス水槽への設置可否に影響する裏側の形状も同じであろうと勝手に想像していました。しかしここに落とし穴がありました。

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『デュアルクリーン』の裏側の形状

下の写真は『デュアルクリーン』の裏側の写真になります。

『デュアルクリーン』は60cmより若干大きく作られており、縁の部分が水槽の外側に引っかかるようになっています。

このような形状のため、『デュアルクリーン』はフレームレス水槽へ安定して設置できます。

『グランデ』の裏側の形状

こちらは『グランデ』の裏側です。『デュアルクリーン』とは違い、端ではなく少し内側に突起があります。

この突起は、フレームありの水槽であればうまく固定されるようになっているのですが、フレームレス水槽では水槽の内側に収まらず、かなり不安定な状態になってしまいます。

この状態だと全く引っかかるところがないため、横から少し押すと水槽の中に上部フィルターが落ちてしまいます。

私は購入して初めてこの違いに気づいたのですが、実はGEXのWebサイトでは下記のような説明書きがあります。

  • デュアルクリーン:「枠なし水槽(フレームレス水槽)に設置する場合:水槽内に落下しないように注意して設置してください。」
  • グランデ:「フレームレス水槽(枠なし水槽)には、ガタツキや伝い漏れの恐れがありますので使用しないでください。

このように、『グランデ』はフレームレス水槽で使用できるように作られていないため、フレームレス水槽で使用する際は自己責任ということになります。私は『グランデ』を使用することを諦め、『デュアルクリーン』にウェット&ドライろ過槽を2段重ねて使うことにしました。

ろ材の変更

『デュアルクリーン』や『グランデ』に限らず、フィルターを購入すると通常、ろ材もセットで付いてきます。しかし付属しているろ材は、バクテリアが定着するための表面積が小さかったり、吸着系のろ材がメインで使われており、短期間での交換が必要であったりします。そのため、今回はろ材を別のものに変更することとしました。

使用したろ材は、言わずと知れたエーハイムの『サブストラット』です。

一番下のウェット槽にはサブストラットを2L入れました。

サブストラットを2L入れると、ろ過槽の水面よりも上まで出てしまいますが、水面から飛び出した部分はウェット&ドライろ過槽と同じように働くと思うので、多めに入れています。

続いて一つ上のウェット&ドライろ過槽に、同じくサブストラットを1L入れました。

そして一番上には、物理ろ過用のマットのみ入れています。マットが汚れたら簡単に交換することが出来ます。

ちなみに、『デュアルクリーン』にウェット&ドライろ過槽を2段重ねすると、下の写真のように『グランデ』+ウェット&ドライろ過槽1段用の付属パイプが無加工で使用できる高さになります。細かいことを言うと、実際は2~3mm長いので、蓋がほんの少し浮く感じになりますが、問題なく使用できます。私は、蓋の上に物を置いたときに、給水パイプが若干斜めになるのが気になったので、パイプをノコギリで3mmほど切って調整しました。

完成

最終的な完成形がこちらになります。

別の記事で紹介している藍藻対策の水槽で上部フィルターの変更を行ったため、上の写真では手前の藍藻の方が気になりますが、そこは無視してください。この水槽は壁が凹んだ部分に設置されているので、上部フィルターが大きくなってもあまり気にならないのですが、オープンで置いてある場合は、かなり存在感が気になるかもしれません。ですが、ろ過能力はかなり向上しているはずなので、ろ過能力不足で困っている方は、参考にしてみてください。

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