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無換水管理から一転、毎週1/2の水換え。水槽に変化はあったのか?

4カ月近く無換水で維持していた水槽について、あることをきっかけに毎週水換えを行うことにしました。しばらく無換水で管理を行っていたため様々な物質が水槽内に蓄積している可能性があり、急に大量の水換えを行うことによって水質の急変を引き起こしてトラブルが発生するリスクがあることは承知していましたが、実際にいくつか問題が起こりましたのでそれらを紹介していきたいと思います。

水換えをを行うことにした経緯はこちらです。

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水槽の様子

まず、無換水管理最後の状態を見てみます。無換水を止めるタイミングでトリミングをしています。

無換水管理の最後

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トリミング後

水草水槽
水草水槽

それから3週間。水換えを5回くらい行い、現在の状態がこちら。

水草水槽

水換えをして良かった点

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水の透明度がアップ

毎日水槽を見ている分には気づかなかったのですが、長期間水換えをしない間に徐々に水が黄ばんでいたようです。水換えのために水槽の水をバケツに抜いた際に気づきました。数回水換えをしたことで、水槽が明るくなったように感じます。流木は小さいものが一つ入っているだけなので、流木が原因ではないと思っています。

一部の水草の調子がアップ

水換えをしたことで、一部の水草の状態が良くなりました。

ウォーターウィステリア

グロッソスティグマ

ウォーターウィステリア
グロッソスティグマ

水換えによって生じた問題

全体的に水草の成長が鈍化

最初に水換えをした直後は全体的に水草の成長が止まりました。最近は水換え後の水質に慣れてきたのか、調子が戻りつつあります。

水質の変化によって、一部の水草が溶けた

これは想定内だったのですが、クリプトコリネの葉が徐々に溶けています。あと、テンプルプラントの下の葉もほぼなくなりました。

クリプトコリネ

テンプルプラント

クリプトコリネ
テンプルプラント

ただ、どちらも新しい葉を出し始めています。水質の変化に対応するための反応だと思うので、心配はしていません。

テンプルプラントは下の写真のように、カットした下の節から新しい葉を出します。枝分かれしてボリュームが出そうです。

テンプルプラント

考察

今回、水換えによって水草の成長が鈍化したり、葉が溶けたりしましたが、これは水質が急変したことによる一時的な反応であり、日頃から水換えを行っていれば起こらない現象であると思われます。水質改善のために水換えを行ったとしても必ずしも良い反応だけが出るわけではなく、今回のように水草の葉が溶けたり落ちることは十分起こり得ます。水質が悪化してから対応するのではなく、悪化しないように管理することが重要だと改めて感じました。

今後は、無換水管理の反対で頻繁に水換えを行うと水槽にどのような変化が起こるか観察していきたいと思います。

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