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園芸用肥料はアクアリウムに使えるかを検証

以前の記事で水草水槽のトリミングを行ったことを報告しました。

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リビングの水槽の水草が水面に達するまで伸びてきたので、トリミングすることにしました。上部フィルター+底肥なしという環境にしては、良く伸びていると思います。この水槽は2か月くらい水換え無しで維持していますが、調子は悪くない[…]

今回は、その後の経過報告と底肥の有効性の検証について書きたいと思います。

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トリミング後から11日間 水槽の変化

まず最初にトリミング後(2020/4/12)の写真をご覧ください。

水草水槽

続いてこちらが本日(2020/4/23)の写真です。

水草水槽

水草はそれなりに順調に成長しているように見えます。

特に左手の『ウォーターウィステリア』は色も良くかなり調子は良さそうです。

ウォーターウィステリア

その右手の『ロタラロトンディフォリア』も良く伸びて調子よさそうに見えますが、根元の方を拡大すると少し寂しい感じ。もう少し脇芽を出させて茂みを作りたいところです。

ロタラロトンディフォリア

ロタラの調子がイマイチな理由

ロタラの様子ですが、先端の方は綺麗で色合いも良いのですが、茎が細く、根元側の葉が徐々に落ちてます。有茎草の成長点は先端であり、日当たりの悪い根元側はどうしても葉が落ちやすくなります。ただ、茎が細いのには他に原因があると思っています。

この水槽は、立ち上げから3年ほど経過しており、ソイルに含まれていた栄養素はすでに使い果たしています。水槽を立て直すためにロタラなどを植えたのは3か月ほど前で、その際に底肥などは入れていません。

この3か月の水槽の状態は、ガラス面の掃除を月に1回程度しかしなくてよいほどコケを抑制できており、このことからも水槽内に栄養分が乏しいことが容易に想像できます。

そこで今回は、検証も兼ねて、ある肥料を使用することとしました。

それがこちらです。

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カミハタ スイレン用スティック肥料

スティック肥料

アクアリウム用の肥料は比較的高額なものが多いため、しばしば野菜や観葉植物用の肥料を転用する試みがなされますが、その中である程度評価を得ている底肥がこの『スティック肥料』になります。園芸用肥料なので、成分量も記載されています。

スティック肥料 説明

私自身はこの肥料を以前から使用しており、効果・安全性ともに問題ないと感じていますが、今回良い機会なので、検証という形で結果を見ていきたいと思います。

カミハタ『スティック肥料』の使用方法

スティック肥料の形状ですが、細長い円柱形で、そのまま埋めるには長すぎます。ただ、手で簡単に折ることができるので、私は3分割くらいにして使用しています。

スティック肥料 中身
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使用場所と使用量

今回はロタラへの効果の検証ということで、ロタラの根本に1本分埋めてみました。

全体に施肥すると、スティック肥料の効果なのか、他に要因があったのか判断しにくいため、敢えてロタラの根本のみとしています。ロタラとその周辺の水草のみが勢いよく成長したら、この肥料の効果と考えてよさそうです。

それでは、次回の報告をお楽しみに。

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